先週、
マウリッツハイス美術館展を見ようと思い立ち、東京都美術館まで行ってきました。
お目当てはやはりフェルメール。真珠の耳飾りの少女、ですね。
私は以前読んだ本の印象が強いのですが、これはフィクションであって、この少女が誰なのかはまだ分からないそうです。
当日は館内に入るまで10分、真珠の耳飾りの少女を最前列で見たい人はそのフロアにあがってから25分待ちでした。
いやぁ・・・こんなシステムなのね。最近美術館に行っていないからか知りませんでした。
その最前列で見る場合、立ち止まってはいけないそうです。千鳥ヶ淵のお花見状態。
列に並んでいる時から人々の隙間から少女の姿が結構良く見えて、最前列はあっという間だったけどそれでもしっかり見られて、そのあと、ロープの後ろに並んで(といっても4,5列位)見たのですが、少女の何とも言えない表情が心に残りました。
色については、彼のブルーは有名で、補色関係にある黄色との取り合わせの妙もよく言われるところですよね。
もちろん今回はそれが堪能できたのですが、個人的には以前みた手紙を書く少女の白い耳飾りの光だとか、初期の宗教画の赤のきれいさが結構インパクトありました。
他にもレンブラントやルーベンスの作品があって、近くで絵具ののり具合とか感じながら見ることができました。
美術的なことは全くの素人なので何も解説ができません。
いつも、見てもなんとなく好きだなぁとか惹かれるなぁと感じるだけなのですが、平日にお休みを取ってゆったり過ごすことでとてもいい一日になりました。